エアレーションが必要な理由は?
2024/04/20
水槽内でブクブクと空気を送り込む設備は、エアレーションと呼ばれています。
エアレーションを行っている水槽は多いですが、なぜ必要なのかご存じない方もいるでしょう。
この記事では、エアレーションが必要な理由について解説します。
エアレーションが必要な理由
生体や水草に酸素を供給するため
エアレーションは、水中の生き物によって消費される酸素を供給する効果があります。
多めの水草が入っていれば、日中は光が当たって光合成を行うため、エアレーションは必要ありません。
しかし、夜間は光合成をせず酸素を消費しますので、エアレーションによって水中の酸素濃度を維持します。
バクテリアを活性化させるため
水中に存在するバクテリアは、生態系のバランスを保つうえで重要です。
魚と同様にバクテリアも酸素を消費するため、エアレーションによって活性化を促します。
水を循環させるため
エアレーションで発生する気泡により、水流が発生します。
この水流を活用したろ過フィルターを使えば、水が循環する環境を作れます。
油膜を防ぐため
餌やりや水槽内のバクテリアにより、水面に油膜ができることがあります。
油膜は酸素の供給を妨げて見た目も悪くなる原因ですが、エアレーションによって水面に揺らぎを作れば対策が可能です。
まとめ
水槽内でエアレーションが必要な理由は、水槽内への酸素共有だけではなく水の循環や油膜の予防などがあります。
熱帯魚や水草の健康にもつながりますので、水槽に合ったエアレーションの設置は大切です。
徳島県の『zeepaard株式会社』では、水槽の製作を行っています。
自宅やオフィスなどで水槽の設置をお考えの方は、お気軽にご連絡ください。